胎内記憶から前世の記憶へ

私にサアラさんをご紹介下さったのは、パリ講演にはるばる来てくださった池川明先生(産婦人科医)。胎内記憶にずっと昔(恐らく小学生高学年の頃)から興味のあった私が一番最初に池川先生のお話をリアルで聞いたのは16年前のことだった。ああ、日本にもこういう研究をしている先生がいるのだなぁと嬉しく思った。

それ以来のご縁で、私がスコットランドにまだ住んでいた時には、面白いプロジェクトに関わった。それは、池川明先生のクライアントさんのお子さんで過去生で自分のお母さんだった女性が今も生きているかもしれない、という子がいたのだ。

当時、自分の飲まされていた緑色の薬草を「ネトル」とその子は言ったり、自分の家の地図を覚えていたり、本当にたくさんの興味深い記憶を語るのであった。

その日本で生まれ育った日本人少年の記憶だけを頼りに、過去生のスコットランで彼をこよなく愛し、そして病死した彼を想い、今もスコットランドのどこかで生きているかもしれないスコットランド人のお母さんを探す、という、とんでもない企画。

私はスコットランドの国会図書館に行ったり、古い記事を探したり、スコッツマンという地元新聞社の取材をお願いしたり、ワクワクしながらその不思議なストーリーに巻き込まれていったものだ。

結局は、そのお子さんのお父さんが裁判官で、そんな記憶に信憑性のかけらもない、と一蹴したそうだ。その後はプロジェクトを継続できなくなって、立ち消えとなってしまった。

前置きが長くなってしまったが、その経緯で池川先生とはやりとりを深め、そして、2年前にパリに講演で来てくださった時には我が家のリビングを会場のひとつとして提供し、30名近い方々が聴きに来て下さった。

その時に、ご一緒に登壇されたのが、サアラさんだった。

以来、サアラさんの気さくなお人柄と楽しいお話から人生のヒントを感じ取って過ごしている。そのサアラさんが再びパリに来てくださった時、お時間を頂いて撮った動画が今回のYouTube動画である。

よかったら、サアラさんのお話も参考にしてみてはいかがだろう。
なんの押し付けもない。こんな捉え方をすると、もっと視点が広くなり、生きるのが楽になるよね、というシェアリングだ。私は純粋に聞き役としてお話を伺い、いろいろな意味で、なんだかやる気がもりもりと湧いてきた(単純な性格♪)。以下がサアラさんのオフィシャルサイトとなるので覗いてみてはいかがだろう。

サアラさんの提案するSuper Life Gallery 
://ap-slg.com

サアラさんに直撃!セクシュアリティー とこれからのパートナーシップについてAkikoが聞く動画

もう偽りたくない

〜花のように生きている、まさにど真ん中のあなたへ〜

本質の分かる大人の女性たち、いえ、自分を偽りたくないと想う女性たちが今日集いました。

私が海外20年だから、自然と本日のオンラインサロンにも海外にご縁のある方ばかりが12名で世界中から集いわちゃわちゃと交流しておりました。

1ダースもの人間が集まると、12枚のゲートレスゲート(扉なき扉)があって、その隙間からそっと覗かせて頂いてみると。。。うわ〜!っとのけぞるような景色というか、その方らしい感性というか、オリジナルの色を見せて頂ける。

壮絶な半生をやり過ごしてきた方、しあわせを噛みしめている方、再婚する方、これから離婚される方、すでに長いことお一人さまの方、婚姻関係が続いていても通コンの方、最近、セクシャルなエネルギーに目覚めた方などなど様々。

社会活動にしても、香りのスペシャリスト、聖地ガイド、ドゥーラ 、語学教師、ウォーターセラピスト、女性のケアに徹してきた医療者の方、舞踏や詩作を通して表現活動に人生を捧げてきた方、、、本当に十人十色。

その美しいお花のような女神たちは、偶然ではなくて、集まったのだと想うのです。

ここには書けませんが、本当に深い話です。

そうそう、女性性を愛おしむ実践、何かしていますか?と伺ってみたら、新しい服を身にまとってテンションをあげる、とか、イヤリングで毎日遊ぶとか、皆様それぞれに工夫もされて楽しんでいらっしゃる。

私も刺激になりました。そして。。。

以下のお話はオンラインでは盛り上がり過ぎて時間切れでお話しできなかったので、書きますと、、、

今朝、面白い夢をみました!

私のイメージには老人だった自分がたまに出てくるのです。

起きる直前のシーンしか覚えていないのですが、今朝も自分が老人(また!)で、なにか集団に向けて厳しい語調で語りかけているものでした。

その言葉があまりにしっかりとしていて、ドキッとしました。

しわくちゃの唇を震わせ、太いしわがれ声として自分から出てきたので、自分の声の大きさに驚き夢からガバッと起きてしまいました。

目覚める直前、なんと自分が言っていたのかというと、、、

「我々は朽ちなければ天にも昇れんのじゃ!」

という言葉でした。

ひょっとして賢人として生きた過去性か未来性があるのかもしれません。

でも、それゆえに人を寄せ付けずに寂しい人生を送ってしまった魂の記憶があると思っています。

後悔して、もっと愛に満ちた人生を送りたいと思って、今生は絶えず人に囲まれてLOVEドゥーラ Akikoとして魂を磨いてきたのかな、なーんて想うのです。

さて、老人(私)の言葉のイミです。

夢から目覚めて、老人の言葉のイミ、いろいろと考えていました。

「死」というもくろみについて。

それが、生命の循環を担う最大の仕組みだということについて。

老人の言葉の意味はハッキリとではなくても、なんとなく分かるような気がします。

愛でる気持ちで、死をすぐ横に感じて朝の時間を過ごしていると、、、

浮かんできたのは亡くなった父、祖父、祖母、叔父、大切な友人たちとの時間。

思えば、死は終わりではなく、そこからはじまる関係がたくさんありました。

私と娘との関係も、私と友人たちとの関係も、新たな出会いとして死がもたらしたものでした(ヒマラヤ音声(無料)をよかったら聴いてみて下さいね)。

そうして、これからもずっとそうあり続けるのだと思えています。

ですから私にとっては死とは決して終わりではなく、扉なき扉の前で、「ここだよ〜」と鍵穴にぴったりとはまる自分だけの鍵を、何か大いなるものから気前よくポンっと頂くようなものです。

その関係性を分かっていないと、、、

世界にたったひとつの鍵をもらっても、穴に差し込めない。

鍵穴の向こうに広がる世界に好奇心を抱いていなければ、

開こうとも思えない。。。

ああもったいない。

でも、今の時代は、カラダで落とし込んで理解したり、生身の体験に飛び込んでいける体験が少しずつ減っているので、もったいないことが蔓延している。

ありとあらゆるダイナミズムが、肉体が朽ちることで、起こっていく。

そこに大自然との融合、究極のまぐわいがある。

世界のさまざまな場所に偏在することが可能になる。

そんな哲学的な話を夢の中の老人はしていたのだと思います。

なんだか分からないのですが、夢って、なんでもありですもんね。

ところで「死」を折り返し地点にするなら、今、私たちはどの地点を旅しているのだろう?

産んだり、産まなかったり、授かったり、授からなかったり、失ったり、育てあげたり、

いろいろな分岐点を越え、ゆるゆると蛇行しつつ、今日も旅をしています私たちは。

たくさんのことを体験して、この肉体の残り時間をまっとうする。

なんだかワクワクしてきませんか。

そんな時、「雪のひとひら」ポールギャリゴの話を初めて読んだ時の感動をあらためて思い出すんです。

あらかじめ完璧なあなたで、

変容し続けるあなたの美しい器で、

あなたは自分のことを知りたくて、

偽りのない永遠の旅を続けている。。。

そう思ったら、今日も参加者の皆様が愛おしく感じられて、仕方がなくなりました。ご参加くださり本当に有難うございました!

ますますみなさまと思い出していきたいな、と思っています。

今日も拙いブログをお読みくださり有難うございます♪
YouTubeでは、日本の駅のホームで遭遇した実体験を語っています。よろしかったらチャンネル登録してご視聴ください↓

白樺と子宮と職人の手


白樺の皮で作られた入れ物を

少しずつ集めていた季節があった。

白樺。。。バーチ

とても硬い皮で、加工するのはとても大変だと聞く。


その価値を知っていたから、ひとつを買うのにじっくり悩み、何度も店まで見に行って、モティーフの意味や、型押しの絵のストーリーを聞いたり調べて、感じて、本当に大切にしたいものを1個ずつ手に入れていった。

だから、5つ。

私がロシアに住んでいた頃の大切な思い出…

このロシア製の入れ物には、パンを入れたりしたという。白樺は殺菌効果があるという理由で。

私はこの10年、手糸玉やリボンなどを入れている。

浄化の容器。

聖なる木肌。

今日、ひさしぶりに磨いたら、光沢が増して美しい…

本当に手仕事は凄いよ。。。

時間を経て、輝き始める。

参るよ。

ところで。。。

こじつけに聞こえるかもしれないけれど、

急に連想ゲームで思い浮かべたことがある。



お産する時の私たちのカラダは

普段はオフなだけで、DNAに刻まれた産む力が、陣痛発来とともに作動して、うまくカラダの使いこなし方を誘導してくれる。

何にも考えなくても、呼吸に合わせて波乗りさせて頂ける。

宇宙の采配に。。。ただノリさせて頂ける、その波に。

なんか壮大なスケールになっちゃうけど、

それってこの世界で、カラダとともに女性がめんめんとこなしてきた
手仕事だと思うんだ。

子宮という聖なる空間。

清らかな処に、命が宿る…

そこには、古今東西、女性をケアする職人みたいな女性の手仕事がいつもあった。

取り上げばあば、とか、お産婆さん

助産婦さんとか、助産師さん。

名前は違っても、女性をケアする女性の

姿が、産む人を輝かせてきたんだな。。。

なんか、今日はそんなことを考えながら

白樺細工の木肌を少しさすっては癒されていた。

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#LOVEドゥーラAkiko #木村章鼓

お読みくださり有難うございます。以下の動画は、国連に勤めるバリバリのキャリアウーマン、ふみさんがご自身の助産師➕ドゥーラ とのお産を振り返ります♪

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