
受けたと感じた率は、男性18% 女性26%
だそうです。
自殺者は男性より女性が4倍とのことで、
周知の通り女性の自殺者は激増しているんです。
コロナ発生のずいぶん前から、産後うつ
で自ら命を断つケースの急増が社会問題
として懸念されてきていたにもかかわらず、
これではまるで追い討ちです。
今ほど、女性への手厚い
エモーショナルサポートが求められている
時代はないと言えるのではないでしょうか。
でも、
ケアギバーの絶対数が足りません。。。
そんななか、
「周産期で働いている医療者です」
とか、
「私は普通の家庭の主婦です」
とか、
今はさまざまなお立場であっても、
女性支援に少しでも興味のある方や、
女性のエモーショナルサポート
にパッションを感じている方々が
確実に今、動き始めています。
私が自分の活動を話すと
「バースドゥーラという言葉
をはじめて知りました!」
「お相手に喜んでもらえる
なら積極的に活動したい!」
「バースドゥーラの存在を
もっと早く知っていたら
私もお願いしてました!」
といった声は、
私が一番よく聞く声です。
子産み子育ての周辺で
女性が女性を支えるという
古来からのエモーショナルサポートは、
いつの時代であっても、
女性とって大きな関心ごと。
根源的なケアとして、
これからの時代にも
より一層大切なものに
なっていくのでしょう。
そう、
いかにAI技術の進歩が
急加速しても、
お産の時の支え合いは
いつの時代であっても
求められるケアだと言えます。
また、
数値では測ることができなくても
こころでつながっていることを
女性当人が実感できることは
前向きな体験になります。
生まれてから死ぬまで、
身体のどこかが居心地悪く、
辛く、痛い、切なく、悲しいなら、
そこにしっかりと寄り添われる
必要がすべての人にはあります。
同様に、
生まれてから死ぬまで、
私たちが嬉しく、
気持ちよく、
幸福感を感じるなら、
それらは次世代に
きちんと聴き取られていくことでしょう。
けれども気がかりなのは、例えば
17歳になろうとしている私の
娘世代のことです。
人生経験の少ない女性たちは、
自分のカラダとどう向き合っていったら
よいのか、距離感がつかめません。
月経のこと、避妊のこと、
健やかな心身を保つ暮らし方。。。
家庭環境によっては、
誰に助けを求めていいかも、
わからない方が多いものです。
将来への漠然とした不安感を
感じている時、
もし、
女性が安心して頼れる
ドゥーラのような
サポーターがいて、
同時に、安心して頼れる
医療者がいるなら、
どれだけ心強いことでしょう。
私たちバースドゥーラは、
女性たちを地域の助産師さん
へとつなげていきたいと
日頃から考えています。
それは、
助産師さんが、女性の
身体に起きることを「生理」と
して見つめてくれる存在だからです。
私たちの月経、子産み子育て、
そして更年期以降の体は、
文字通り千差万別で、
たった一つのものなのに、
今は情報過多のため、とりあえず
ネット上に体験談が書かれていれば、
自分とそれらとの共通点を必死で
探して、比較し、一喜一憂してみたり、
それでも核心的なことが得られずに、
スッキリしないまま時間ばかりが
過ぎたりするもの。
だから、、、
地域の助産師さんを訪ね、
まずは相談をしてもらいたいなと思います。
そして、私たちバースドゥーラにも、
遠慮なく相談してくださいね、と
言いたいです。話すだけで心が
安定したり、元気になることが
多いからです。
当たり前のことですが
私たちの人生に、これ!といった
決まりはありません。
どんな生き方も認められるべきだし、
どんな状態であっても丁寧に扱われるべきです。
それには、まずはご自分が本当に、心から
「私は自分でいて、居心地がいい」
と思えることからスタートして
いくのかなと思います。
でも、
それがとっても難しいんです(涙)。
「そんな風に自分を思えたことなんてありません」、
「女性として生きる喜びを感じられません」、
「漠然とした恐怖があります」、
「10年後もたぶん、私はおんなじことをしていて、
毎日を惰性で過ごしているんだと思います」
そんなふうに感じられている方に私は伝えたいんです。
いつからでも変われる貴女を私は信じています、と。
↓↓↓
こちらのインタビューを御読み下さい
福澤(岸) 利江子先生(当時
東京大学大学院医学系研究科助教)が
ドゥーラ研究室(CRN)で聴き取りました。
このCRNのサイトは情報満載で、間違いなく
日本語のサイトの中で最も丁寧にドゥーラの
医学的根拠を紹介している研究室です。
どうぞ必要な方に届きますように…
#木村章鼓 #LOVEドゥーラAkiko