映像作家さんによるインタビューを受けました

チベット仏教の僧院
チベットを訪れた時、僧院の小坊主さん方に大変貴重なお話を伺いました。
この一枚はその時のものです。

「あるといいのにね」
友達や周囲の方々から言われ続けたホームページがやっとできました♪
「いつでも繋がっていたい」そんな想いで、お友達の助けを借りつつ仕上げました。
みなさま、支えてくれて本当にどうも有り難うございます。

先日、映像作家さんによるインタビューを受けました。
一生懸命、自分のしたいことや伝えたいことを語ろうと思ったのに、
西陽があまりにも眩しくて、また、緊張でうまく伝えきれませんでした。
そこで、何が言いたかったのかを自分なりに整理してみました。
興味のある方はどうぞお読みください。

これは実際のお産をサポートしてきて、バースファシリテーターとして、
ドゥーラとしていつも痛感させられることですが、
生まれたての赤ちゃんって、すごく静謐な空気感を湛えているんですよね。

神々しい、まさにその一言に尽きます。
すべてを知っているという全能の神のような表情。
小さなからだで部屋中、いや、家中を満たすような存在感で発光している。
そんな圧倒的なエネルギーを赤ちゃんたちから感じます。

自分の中に、新しい命を宿すということは、
自分の中に壮大な宇宙の歴史をみるということ。

また、自分こそがその創世記の最先端にあることを実感できる体験。

そういう意味で、産む女性というのは、神道の巫女さんのように、
自分が神様からのお告げを受ける存在。

仏教でいうなら自分自身のなかに埋蔵経を発見するような経験だと思うんです。
まだバリバリのバックパッカーだった頃、
シルクロードの交易都市を旅したことがあります。

敦煌の石窟寺院で何百年も前に何者かによって書かれた埋蔵経が、
たまたま壁の裏に塗り込められた謎の小部屋から大量に発見されました。
その小部屋の前に立って、遠いロマンに想いを馳せたことがありますが、
妊娠、出産をして、まさにこれだ!と思いました。

自分の内側で起きていることにも、同じようなロマンを寄せている自分と、
その想いの深さに自分でも驚きました。
自分の内側に起こっていることと、
外の世界のことが繋がっているという不思議な感覚です。

自分の中に遥か昔から備わっている命をクリエイトする古の教えは、
体を優先してあげれば今でもちゃんと発動して、自分を深める旅へ誘ってくれる。
体が経典といいますか。お産はそれを実践する場なんですね、きっと。

だから、大いなる宇宙エネルギーとして赤ちゃんを扱うと、
とてもとても、予定日を何ヶ月も前から決めたり、
ほんのわずかな不安材料だけで、セコンドオピニオンをとることもせず、
代替医療や、自分自身の直感にお伺いを立てることもせずに
進んでいくというのは、私はどうかなと思うことがあるんです。

もちろん高度な周産期医療の必要なお産も
時代とともに増えてきている。

以前は救うことのできなかった命を救ってくれる救済策、
時代の恩恵として、現代医療を
本当に必要な方が受け取っていけるという現実に感謝しています。

ただ、健康な妊婦さんにとっては、
不必要な医療介入がかえってスムーズなお産の進行を妨げることも
着実に分かってきている今、最新の世界のデータと、
妊婦としての自分に今、与えられている選択肢とを見比べて、
自分なりの疑問と向き合っていくことも大切だと思うんです。

そんな時にとても役立つもののひとつが直感力だと思います。
私は昔から直感に頼って生きてきたようなところがありますが、
妊娠期間ほど、この直感力が研ぎ澄まされて、自分とお腹の赤ちゃんが
必要としている道に向かわせてくれたものはないと感じます。

妊婦さんの直感とは、まだ見ぬ赤ちゃんからの声が直訳されたもの、
私は勝手にそう解釈しています。

こころの声に耳を澄ますと、本当に、赤ちゃん自身が、
どんなふうに生まれたがっているのか、
お母さんにそれとなく伝えてくれているのが感じられると思います。

母として、それをありのままに受け止め、産み、育てていく。
それはとても大きな実践であり、試練だと思います。

少しでも楽にその変容が起きるように、クラスでは、
エクササイズや呼吸法、最新の情報を学んで頂く一方で、
実は、妊婦さんの直感力を高めることが裏のメインテーマとなっています。

あたまだけでも、からだだけでもない、こころと向き合う。
そうやって開花していく女性をそばで見守ることが、私にとっての喜びです。