ブログが飛び飛びで申し訳ないけれど、
おかげさまで
修士論文が通って、
こんな私でも卒業式に出られた〜(涙)。
過去の成績が悪くても、
めげずに、
諦めずに、
チャンスを無理矢理自分からつかみ取りにいって、
嬉々として勉強したのは。。。
自分のお産の体験を通して目覚めた、医療文化人類学の世界だった。
大切な日となった、卒業式

卒業式の朝は気温が前日よりぐっと低く、小雨が降っていた。
学生証と引き換えに貸し出されるダウンがとても地厚だから、少し肌寒いくらいがありがたい。
進化論のダーウィンを記念して建てられた講堂へ。
マイクで私の名前が読み上げられ、立ち上がると、
娘が
‘おかあさあ~ん!!!’
と叫んだ。
思わず私も‘ハーイ!’と手を振ってしまった。
その瞬間を夫がパシャリ。
2008年がはじまり、ひと月余りが過ぎた今でも、クラスメートと握手やハグを交わしながら、人生にまたひとつ大切な日が加わった喜びを噛み締めている。

‘ここはあくまで私のスタート地点’と式後に気持ちが引き締まった。
学位をとったからといって動かなければ何〜んにも変わらない。
今この瞬間も、自分らしいペース、あり方で産みたかったのに、それが周囲の理解や状況などで不納得感を感じている女性たちがいるかも知れないことを思うと。。。
今の私に何ができるだろう、、、と気持ちがはやる。

卒業式後、北イタリアのフォルガリアへスキーに行きました。“白雪姫”という名前のお食事がとても美味しいゲレンデ前の山小屋風のお宿に宿泊させて頂きました。温暖化の影響で、南チロル地方も以前より雪が積もらなくなったそうです
産みゆく女性と赤ちゃんのために
産みゆく女性たちのために、そしてこの地球に生まれてくる赤ちゃんのために、その後の女性の心のカラダのために、どう具体的に動けばエンパワーメントにつながるのだろう。。。
日本の産科医療の抱える厳しい現実を受けとめつつ、医療人類学で学んだことをこの先どのように社会にお返ししていくのか、今も考え続けているところだ。
ティータイムを通して、こころのひもをほどく
一方、ここエジンバラで‘らくだのおやこ’というネーミングのお母さん向けサロンをはじめて1年以上が経った。
子連れでも個人宅であれば気負いなく通える。
ゆったりとしたティータイムを通して、外国暮らしでなにかと負担の大きいお母さんに、少しでもこころのひもをほどいてもらいたい。。。
そんな想いで月に2回自宅を解放して続けてきた。
我が家はアイランド式の大きなキッチンがあったので、ほとんどず〜っとキッチンが会場だった(笑)。
誰もソファーに座らない(笑)。
みんなフローリングの床に座ったり、目の前のプライベートガーデンで思いっきり遊ばせたり。。。
室内では、一緒にミツロウや紙粘土を練ったりと簡単な工作や絵本を読み聞かせ、ヴィーガンケーキ作りやお餅づくり、折り紙、紙芝居、寿司作りばかりではなく、お母さんの未来を共にマッピングしていくセッションや、クリスタルを使ったセラピーも。
貝殻セラピストでもあるハープ奏者のミオさんの演奏を聴いたり、時には彼女と組んで詩の朗読もしてきた。
もちろん、ナチュラルバースをみんなに伝えたかった。
自宅の子育てサロンで開催しても良かったのだが、そちらは、子育てサロンとは別に、もっと専門的に内容を掘り下げて、BRC(エジンバラのバース・リソース・センター、現在のPPC)にて、不定期に開催している。
‘産前・産後のこころを癒す、からだに聴く’というタイトルで、これまで学んできたことと、AIMS(お産における医療消費者センターのような組織)の創始者の一人でもありBRCの総責任者であったエドワーズ博士から、じきじきに教わっていることをベースに、異国で産みゆく日本人女性に知っておいてもらいたいこと、用意しておくといいことなどを、毎回ぎゅっと凝縮してお届けしているものだ。
クラスできちんと伝えるには事前の勉強が必須で、自分にとってもためになっている。
テーマは「こころを癒す、からだに聴く」

夜のエジンバラ。坂道を下っていると、タイムスリップしたような、
懐かしいような、とても不思議な気分になります
集まって、ひとつのことをシェアいていく自空間が必要
それにしてもあらためて思うのは、ネット上のヴァーチャルなつながりだけでなく、産みゆく女性たちが集まり、笑い、声のトーンをお互いに聞き分けながら、何かひとつのことをシェアしていく時空間は、とても大切だなぁということだ。
エジンバラ版、わいわいがやがや井戸端会議みたいなものをこれからもみんなと一緒に創っていけたらうれしいなあ。

大学院のクラスメート、ケイトさん(ニュージランド)が、モスコバド糖を使いこうばしい香りのりんご飴‘アップル・トフィー’をつくってくれました♪
安産には、こころとからだの準備が必要
さて、ドゥーラ(産婦とその家族を支援する女性。イギリスで資格を取得しました)としても一歩一歩経験を積んでいるところだ。
現地の助産師さんとともに実際の出産に立ち会うことが少しずつ増え、ますますお産とは未知のもの、奥深いものだと痛感するようになった。
からだの準備だけでなく、こころの準備が安産には何よりも大切になってくる。
精神と肉体、その両方がバランスよくゆるむ方向へ導かれていくような妊娠期の過ごし方こそが、いいお産への鍵となるのだ。
ドゥーラという存在

シュタイナースクールの学園祭でも、手づくりのりんご飴を発見!
こちらもとてもナチュラルな味で美味しかったです。
そのなかで、ドゥーラという存在には、産む本人にあった産み方探しと、実践的なエクササイズや暮らし方そのものをご本人が自分の力で見つけていくお手伝いをする役目がある。
さらには、相手と上下関係をつくらず、直接の出産、産後までをも見守る‘ちょっと頼れるとなりのおばちゃん’的役割もある。
このようなドゥーラの存在によって、帝王切開率が低下したり、産後うつにかかりにくくなる。
そういったデータを総称して、「Doula Effects」、ドゥーラ効果という。
次回は、私のメンター、ニコラのことを書こう。
続く→
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お読み下さりありがとうございました。
ノマドなドゥーラが運営するノマドゥーラ ウェルネスで
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