誰に最初にマスクをつける?

#alphachannel さんの描かれた絵

バスや電車の中で、窓ガラスに映るご自身を見て、妙に客観的に

『この人は誰だろう?』 

とか 

『この女性はしあわせだろうか?』

などと、自分の姿に問いかけたくなる瞬間。。。あなたにはありませんか?

今を生きているか?

自分の人生を歩いているか? と。

自分が自分の人生を主体的に
生きている時、自己充足感を感じる私たち。

勘違いしないでいただきたいのが、
主体的というのは、自分1人にスポットライトがあたるようなことだけをさすのではなくて、

たとえ誰か1人のために一生を尽くすような人生であっても、そのサポート人生を、もし本人が喜びをもって主体的に影武者で生きるのであれば

そこにあるのが、自己充足感。

それが、悦びの基本、だということです。

その悦びに満ちた自己充足感は、

なかなかに、得難い感覚になっています。

どういう事かというと、今、情報面での日々のインプットがオーバーフローだから。

SNSにはリアリティのない『しあわせ』が氾濫していますしね。

このブログだって、要らんわな、って吐き気のしている方だっていらっしゃると思うんです(そういう方はスルーしてくださいね)。

周りを見てください。一見、必要な情報に事欠かず、人生も満ち足りている女性のようにみえていても、

空虚感を抱きつつ生きている方が本当に増えている。いや、増えているというか、そうでない方々との二極化がすごいですね。

それなりに周囲の仲間や家族に支えられていても、

深い孤独を内側に感じている人がいっぱい。

拒食症、過食症、オートレクシア、
リストカット、不眠症。。。あまりに過酷な時間を生きている若い女性が急増しています。

私も実際に相談に乗らせて頂くなかで、その件数の激増ぶりを実感しています。

自殺率はロケットシューティングで、特に男女の比率では、女性の自殺者が急増していると最近メディアを騒がせていますよね。

出産した女性の死亡率のトップも、産後うつによる自殺なんですから。

女性を1人にしないでね、私たちは寄り添ってもらわないと!
って伝え続けたいです…


実際に寄り添いにくい今の時代。

身体的な充足感を感じながら、
深い悦びに満ちていくことって、難しくなってきているんです。

理想的に言ったら。。。

気持ちも、カラダも、
私たちの内側にある、
均衡を保とうとする
ホメオスタシス(バランス)が発動して、

いつもどこか嬉しくて、
自分のことを肯定していて、
そこはかとなく気持ちよくて、

は〜。
今しあわせかも〜。

と体がゆるんでいるのが一番良いんです。

女性の場合、
「生理」というサイクリカルな
波の中でゆるんだり、しまったりを
繰り返しつつ「ゆるバランス」を
ちゃんと保っていけるんです。

すばらしいですよ、
このゆる感。

いくつになっても、
生理が終わった今の私のような
年代であってもずっと意識したいです。

身体にとっての理想的な状態として。

言い換えたら、

常にご自身をok!で自己受容していればいい。

もし不安が内側にあったら、それもOK!


よしよし、今は不安でいいんだよって、

まるっと受け入れているだけなんですよね。

人生が本当に
楽になっていきます。

私もお伝えする時には、できる限り、

身体感覚でのYes!体験を増やす実験をします。

『快』の境地に
フォーカシングして頂くんですね。

また、すべては、絶妙なバランスだからこそ、

これだ!という一つのアプローチに絞るより、


分散思考でいくのが正解だと思います。

広大な宇宙に唯一お一人のあなたが

女性として生(性)を受け、女性として今を生きているなら、

その悦びをあなたの体に戻しましょう、と。

あなたの自分神話は、あなたがご自分の体にフォーカスしだす時、

一気に展開していきます。

生きにくさを感じていたご自分が、
人生の筋書きに与えてきた悪影響が減り、

代わりに、次のページでは愛らしく力強いもうひとりの自分が多く登場するようになりますよ。

生きている意味がわからない。。。とか、
女性の人生は損ばかり!
女性としての人生の豊かさ、喜びをまったく感じない。
時間が無為に流れている気がする。。。
自分の体を無視している。
魅力的な女性をみると、つい自分と比べて落ち込んでしまう。

そんな要素が少しでも思いあたるなら、迷わずに、変えるための行動を起こして欲しいと思います。

1人だと怖い、きっと上手くいかないだろうな、、、という方は、ご一緒に私も参りますっ。

きっとね、
ブレイクスルーがありますよ。

もしこれを読んでくださっているあなたが、ケアギバーでいらっしゃるなら、

あなたご自身のブレイクスルーが、
ケアするお相手のブレイクスルー
へとつながります。

思い出してみてください。

飛行機の緊急時の酸素マスクの使用説明でも、

「まずがご自身が酸素マスクをし、
次にお子様に酸素マスクを付けてください」

というのとまったく同じです。

まずはご自分が、
深々と自分らしさを吸い込み、

その悦びを全身にみなぎらせ、自らを癒し、

そのうえで、お相手と向き合うという順序で、
これからはいきましょう。

そして、お相手をケアするからには、
お相手の命、
お相手のセクシュアリティー、
お相手のスピリチュアルニーズ、
それらすべてを
丸ごと受け入れられるケアギバーでありましょう。

そんなドゥーラ資質をこの機会にしっかり身につけたいという方、
公式LINEアカウント
もしくは、メルマガ
Stay Tuned! でいてくださいね。



#自分の人生 #木村章鼓 #LOVEドゥーラAkiko #セクシュアリティー

「妊産婦さん」から「患者さん」へ

公開講座「患者学」にてバースドゥーラの活動の紹介および遠隔サポートのケア事例紹介

妊娠中から始まる遠隔ケアについて

オンライン公開講座「患者学」
(慶應義塾大学医学部 加藤眞三医師) で、リモートでお産に付き添った経験について話題提供させて頂きました。


当日の動画は一番下にリンクを載せました。

考えてみたら、妊婦さんはそもそも患者さんとは呼ばれないですよね?

だって生理ですから、健康な妊娠出産は。

ただ、

そういった呼び名だけで内容を
決めつけて、「ふーん。でも私は患者じゃないから関係ない」と思わずに、ぜひ皆様にはもっと気軽に私たち女性と医療との関係について考えてもらいたいのです。

なぜなら、

お産がこじれたら、「妊産婦さん」
は即「患者さん」になるのです。ならば日頃から、どう医療とむきあうか、考えておきましょう。

救命救急の砦となってくれている
現代の医療が、


今、


患者の声を一体どのように聞き取ろうとしてくれているのか?

その最先端の取り組みとして
この「患者学」スタイルを
参考にして頂けたらと思います。

私の講演中に、今年お産に遠隔で
寄り添わせて頂いた吉村亜希子さん
が登場して下さっています。

吉村さんは周産期医療に20年ほど
寄り添ってきたベテラン助産師さんで、今回のご自身のお産をきっかけに助産を伝える者としても学びがあったということです。

吉村さんは、自分をサポートしてくれる信頼できるサポートがあの時、
もしなかったら、

とても不安に感じたと思う、と述べていらっしゃいます。

女性は、お産のときに
心のケアが必要です。
吉村さんの貴重なお言葉を
以下にそのまま紹介させて下さい。    

<吉村亜希子さんによる気づきのシェア>

「納得感はかなり重要だと思います。医療者であっても大事にしている点ですね。


遠隔サポートがなかったら、、、
不安でしたね。


助産師であっても、ひとりの
いち産婦でありたかったのです。

だからあきこさんをはじめとする
信頼する皆さんにサポートを依頼
しました。

不安からサポートを依頼する
行動に至りました。

出産はパートなーの彼も主役
にしたかった、そんな気持ち
だったと思います。

いろいろ私達あったし、
強くなりたかった。

不安は一つでも減らしたかった。

今の子育ては 彼自身もそして
私も日々過ごす毎に、親にして
もらえている感じがします。

私はあきこさんはじめ、
サポートをしてくれた方がいて、
彼がいてくれ、自分の意思決定
を支えてもらったと思っています。

サポートを受けていたからこそ
彼も、私の「もっと待ちたい」と
いう気持ちや、「子供の力や身体
の力を引き出したい」っていう想い
に共感して医師に伝えてくれました。

これはみなさんのサポートがあった
から、彼も強くなれたんだと思います。

この体験は、今の育児に良い影響と
してつながっています。

もし、出産でサポートがなく
自分の中にやり残した感覚が
強く残っていた場合、
彼のせいにしたかもしれないし、
ずーっと消化できない不快な
気持ちが残り続けてしまい、
育児でもそのことを責めて
しまっていたかもしれない、と思う。」

以上、大切な吉村さんの言葉でした。

私もいつも思うのですが、
女性が、母子が健康な場合、

自分自身に必要なケアについて、
意識していることほど大事なことはないと思うのです。

それを意識せずに、なぜ私たちはすべてを医療に丸投げにしてしまうのでしょうか。

医療従事者の方々もすべてを丸投げにされてしまうと困ると仰っている声をよく聞きます。

主体性をもって産んでいくって、
ご本人の納得感が高まり、実は
とっても気持ちの良いこと。

どんな状況であっても、ささやかな
ことであっても、きちんと表現したり、自分の判断で選べると、主体的に関わった!という達成感が増しますからね。

やった〜!というしみじみと内側から湧き上がる達成感を持って赤ちゃんを抱く女性がますます増えていきますように。。。
ケアギバーの方々や一般の方でも、ドゥーラに興味を持ってくださる方向けにメルマガを通して
私が学んできたことについてポツポツこれからもお伝えしますね。


<加藤眞三先生の2冊の参考図書>

✨「患者の力:患者学で見つけた新しい医療の姿」
(春秋社)2014年

✨「患者の生き方:より良い医療と人生の「患者学」のすすめ」
(春秋社)2004年


どちらも参考になる本です。

画面共有に失敗して見にくいので申し訳ないです。。。
2020年11月「患者学」

出会いが魔法をつれてくる

✨島田カオルさんの絵です✨

【雨宿りから始まるドラマ】

15年くらい前のことだ。

エジンバラのニュータウン地区の一角に
オシャレなカフェアートギャラリーがあった。

あの日は小雨で寒くて、雨宿りもしたくて、
確か、郵便局の帰り道かなにかに当時2歳の
娘と2人で飛び込んだのだった。

私は自分のロングコートをまず脱いで、
娘の赤いてんとう虫🐞のアップリケの
縫い付けられたジャンパーを脱がせる。

思わず両手を広げて深呼吸したくなるような
温かいコーヒーの香り。

店内の居心地の良さがベールのように
私たちを包み込む。

壁にはそこここにとっても素敵な
イラスト画が飾られていた。

ウェイターが子連れ客用にクレヨンの
入ったバスケットとメニューを運んできた。

それらを使って娘はさっそくランチョンマット
の厚紙に何か不思議な物体を描き始めた。

いつも感じることだが、子どもが夢中に
なっていると、親はホッとひと息つける。
自分の感覚が戻ってくる。

煎れ立てのコーヒー☕️美味しい!

思わずカウンターに向かってニッコリする。

囲まれているだけで元気になる
カラフルな色の壁のイラストたちに囲まれて、
ほぅ〜っとする。

そこは、
そこだけは、
まるでオアシスみたいな時空間だった。

なかなか、こんな風にすべてが揃うことはない。

カフェを出る時に目についた芳名帳(真っ白なノート)
を見ると、壁一面に展示されたイラスト画を描いた
アーティストからの言葉で、

『Thank you for coming.
Pleased leave your comments.
Kaoru 』

と書いてあった。 

えっ?

誰カオル?

なに日本人この人❓‼️

こんな素敵な絵を描く日本人がいたんだ!

娘は芳名帳にイラストを描き、
私は感謝の気持ちと番地をそこに添えた。

すると、しばらくして…
娘の宛てにかわいい封筒が届いた。

封筒にはブタのイラストが描いてあって、
メッセージもブタからのセリフとなっている。

ふざけてる。

この人、完全に面白い!

私と娘はアイディアをひねって御礼を書き、
次に電話で話し、程なくして、カオルさんは
お茶に来た。

初めてお会いした瞬間、

きゃーなんてかわいい女神!

そう思った。

髪の毛も雰囲気も大好きな
オノヨーコさんのようで、
すっぽり私の腕に収まってしまうくらい
小さくて。

ムーミンのミーみたい。

初めての気がまったくしなくって、
さぁさどうぞどうぞとリビングへ通した。

そこからず〜っと、カオルさんの長年の
モティーフのブタやワニのダイル・クロコダイル氏
の身の上や、仕事のできない夢想家のメイドさん、
レイジーちゃんについてや、呑んだくれの医者
フラゴン氏の話で盛り上がった。

その日から、私たちはすっかり仲良しになり…
ついに彼女は我が家の上の階に引っ越してきた。

家族同然の楽しいお付き合いが始まったんだ。
ある日なんて、彼女は絵の具🎨にまみれた
白衣のまま、よろよろと我が家に降りてきて、
かな〜り強引に私によってニンジンのスープ
を食べさせられた。

だって、丸一日なにも食べずに一心不乱に
描いていた、なんて言うのだから。

食事は大事!とカオル姉さんを叱りながらも、
愛おしい。

アーティストの生活とはこういうものか、
となかば呆れながら私たち家族はこの
最高最強のカオルさんと数年過ごした。

何せ、フツーじゃないから、感性が。
私はカオルさんといた時間、かなり
ありのままの自分でいられた。

定期的にパジャマで飲む『カオルバー』も
私だけにオープンしてくれた。あ!あとは
ハープ奏者のミオさんもいた。

3人で語り合うのは魔法について。
ケルト神話やエジンバラのパワースポットや
貝殻や化石、クリスタルのことも話題になって、
白夜の季節は、いつまでも明るい北国の初夏。

友情を感じ、
生かされていることを感じる。

ケルトの大祭。
ロッホ(湖)の静けさ。

あぁまたあの頃に戻って、
娘の小さなジャケットについた土を
ぽんぽんと払いたい。

娘をチャイルドシートに乗せて
自転車でエジンバラの旧市街を駆け抜けたい。

戻らない過去が狂おしくなることは
誰にでもある体験。

私はたまに、懐かしい思い出が夢に出てきて
ガバっと起きてしまうことがある。

笑っていたり、
顔が引き攣っているのが自分でも分かったり、
耳までつたう涙で目覚めたり。

でもハートは決まってドキドキしている。

戻らない過去が今日の心臓を
ここまで早鐘のごとく揺さぶることが出来る。

いい思い出をたくさん持つことは、いいんだ。

良かった、と思えることがなにか一つでもある。

そんな日が集積して、個人史がカタチづくられる。

当たり前の毎日を、
良い日に変えていきたいよね。

変えていけるのは私たちの捉え方次第、だよね。

だから、この人生は魔法だって知って、
今日も、生かされよう。

いざなわれよう、魔法の赴くままに🧙‍♀️

この投稿写真の絵はカオルさんの作品。
この写真の文章も、カオルさんの文章。

面白すぎる女神だ。
ちなみに彼女は今も生きている^_^。
『おばあちゃん👵』になるお年頃だというのに、
まったくね、感性は私よりずっと若い女神。

マダムカオル。

今は六本木あたり、かな?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
駅であった話をおしゃべりしているたわごと動画もあります♪

あと、2020年12月1日は「よっちゃん&あきらちゃんのたわごとトーク」にゲストで出てきます〜❤️どんなたわごとが自分から飛び出してくるんだろう♪

#LOVEドゥーラAkiko