【注:以下は過去のリブログでエジンバラ時代からの文章をコピペしています】
私たちは、今この瞬間も産みつないでいる。
女性の子産み子育ては待ったなしだ。
女性からの心の悩み、カウンセリング相談は随時お引き受けしている。
分娩にも付き添うドゥーラケアについては、あまりにもエネルギーを消耗するので、月にお一人くらいのペースで引き受けている。
無理をして自己免疫を落とし大病を患ったら、私一人の問題で済まないし
応援してくれている家族にも、未来に私を必要としてくれているまだ見ぬ女性(女神)たちにも申し訳ない。
自分の体はこの全宇宙にたった一つ、大事にしなくてはならない。

でも、いったんお引き受けすると、こちらが燃え尽きるほど全身全霊でしっかり伴走させて頂く。
SDN(スコティッシュ ドゥーラ アソシエーション)から配布されるフォーマットを使って、妊婦さんにはこの写真のようにご希望を書き出したり、簡単にまとめていただく。
英文作りの苦手な方にはお手伝いをして、一緒にバースプランを作成しておく。
ブリティッシュの方や、スコティッシュの方々のバースプランは、めちゃくちゃ細かくて、私に対するリクエストの数もかなり多かった。
ドゥーラである私を教育しておけば、分娩当日に、私から担当の助産師さんに細かく産婦さんの好みをお伝えできるので、自分の趣味嗜好を知ってくれている分身をつくるという意味では、私に向けて細かく書いたり、伝えてくれるのは有効だと思う。
例えば、バースプランの中に、
‐分娩中の私(イギリス人産婦さん)に話しかける時には声のトーンをできるだけ低く、優しく語りかけて欲しい。
とか、
‐私(イギリス人産婦さん)が耳障りにならないように、歩き方には気をつけて、音を立てずにドアノブも回して欲しい。
とか延々リストアップされているのだ。
このブログを読んだ方は信じられな〜い!と思われた方もいるのではないか?
でも、自分で産む!と決めているママたちは、覚悟がすごい。自分のカラダへの感じ方に対するこだわりもある。
彼女たちにとっては母国語なので、リクエストも自然と細かくなる。
なので、リクエストされるほうもその願いをかなえてあげたいとドゥーラ魂が出る。
一方、日本人のお母さん方は英語に関しては文法などはバッチリなので、英文は上手。
中国などアジアの他の国々の方は助けが必要という方も結構いた。
でも、英文が間違っていようが、なんであろうが、早い時期からこうやって自分なりのお産哲学というか、覚悟というか、自己責任みたいな肚を決めてしまうと、他力本願ではないお産体験に一歩近づいていく。

産前は平均して3回、妊婦さんとリアルで会う。その都度、毎回3−4時間はかけて、関係づくりをしていく。
分娩には立ち会わないが、産前産後ドゥーラだけというケースもある。
産後うつのカウンセリングだけのこともある。
ドゥーラ業は臨機応変マインドで、女性たちのために日々スタンバイしているのだ。
他の女性たちの体験のために、尽くす。
お産に立ち合わせて頂くと、もう幸せで、幸せでたまらない気持ちになる。
時には水中分娩の立ち合いで、産婦さんがいきんだ拍子にプカ〜っと水面に浮かんでくるウ◯チもご本人の気づかないうちにささっと手ですくいとって捨てる。
お産では、女性が女神に思えているので、まったく躊躇なくそういうことができるようになっていった。。。
私たちは、本来女神なのである。
「お産でもし産む女性が女神に見えなかったら、それは本人のせいではなく、周囲の環境のせいだ」
そう言ったのは、テネシー州で「The Farm」を始めた助産師アイナ・メイ・ガスキン氏だ。
名言だと私は思う。
エジンバラに住んでいた時代のブログの復刻版の続きは次号→
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お読み下さりありがとうございました。
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