大学院の生活がアップアップなのに、私ときたらどこまで貪欲なのだろう。
でも、逢いたい方には逢っておきたい❤️
しかも、
かえって両方同時に進めることで学業がはかどるだろうと思い、30年以上ホームバースの利点について語ってきたナディーン・エドワード博士の元を娘を連れた。
予想通りの素晴らしい女性だった。
もう感激し過ぎて、私は首振りべこ状態であった。
そして、彼女の主宰する産前産後教育者の2年間コースに申し込んだのだった。
月に2回、土日丸2日の内容で、子連れでも通えるという。
エドワーズ博士は、お産の世界で有名なAIMS(お産における医療消費者センターのような組織)の創始者のお一人だが、現在、エジンバラ市内でBRC(バース・リソース・センター、その後、名称はPPCに変更)という施設を運営している。
妊娠した女性や、赤ちゃんを抱えたおかあさんたちが産前産後クラスに通うスクールのようなところで、彼女の長年の活動内容に私はこころから共感した。
そこで、教育者も養成しようということで、SBTA(スコティッシュ バースティーチャーズ アソシエーション)を主宰していたのだ。
ナディーン・エドワード博士の話

窓辺から見える木の根本に赤いチェックのストールが落ちている。
なんとなく秋の気配を感じて心が静まる。
日本からの来客を快く出迎えてくださったエドワーズ博士。
エルダリーフラワーのハーブティーを入れてくださった。
『産みゆく女性が、妊娠、出産、育児を通して、自分のこととして起こるひとつひとつの出来事の意味をていねいに考え、本当の意味で、物事を主体的に判断していくプロセスで、真の自分と出遭っていけるようサポートする』
というのは、口で言うほど簡単なことではない、とお茶をすすりながら語る。
『こころと身体のつながりはとても大切です』
という部分に力を込めて、私をじっと見つめた。
つい先月、ご自身のお嬢さんのホームバースに付き添ったばかりというエドワード博士は続けた。
『今まで、数えきれないほど多くの女性たちの声を聴いてきましたけど、お産とは身体的、精神的であるばかりか、特にその人のスピリチュアリティーに大きく影響を与えるものです。
お産は、特にホームバースは、ルーティンケアや不必要な医療介入から身を守り、一対一のケアを受けられるという点で、産む女性の自律性を高める可能性に満ちています。
豊かな自律性を生むお産とは、自律的な助産師の存在によって決まっていくものです』と、とうとうと語るエドワーズ博士。
自律性—-肉体的、精神的、霊的な気づきまでも
この自律性というのが興味深い。単に肉体レベルの話ではなく、人生を豊かに生きていくうえでの必要な判断力、決断力を高めたり、霊的な気づきまでをも含んでいるというからだ。
どうやらここスコットランドでは、ただの『お産好き』だった私のような者にとって、想像以上にいろいろなことを学ぶ機会がありそうだ。
今の私の英語レベルでは正直きついが、エドワード博士おすすめの専門書も原書でいろいろと読んでいければなぁと思っている。
えっ?日本語の本ばかり読んでいるうちはダメって?
ハイそのとおり(涙)
冒頭にも書いたとおり、今は院の課題図書以外はまだ日本語の本ばかり手にとってしまうけど、出来るだけ英語の文献は原書で読むようにしなければなーと思う。
現状では、英文読解だけでアップアップで、行間を読み取ったり、読後感に浸る余裕は全然ないけど。。。
目下の目標は、英語の本を読んでも『自分らしさ』に水をやったような清々しい気分になれること、かな。
それにしても、奥がふか〜い道に踏み出してしまったものだ。
→次号に続く
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